ナイフの産地

岐阜県関市・・・

岐阜県って美濃国と飛騨国が一緒になってできた県ですから、地域によっての違いが顕著です。

岐阜城のある岐阜市は岐阜県の中でもわりと南西部にあって、飛騨地方とは文化も気候もかなり違うんですよね。

ま、それはさおき、岐阜城から国道１５６号線を北上すると関市があります。

いまの地図で見ると合併で、市域はまるで猛禽類の鳥が羽を広げたような形になっていますが、元々は「刃物まつり」に来場者で大賑わいの刃物会館辺り（の近くの商店街）が中心地です。

昨日述べました通り７００年の歴史があります。

全国に刃物の産地は数あれど、「ナイフの産地」と呼ばれているのは、日本ではここだけです。

刃物の産地・・・

例えば和庖丁で有名な「堺市」、佐治武士さんでお馴染み「武生（越前市）」に新潟は燕三条など・・・

そんな中で庖丁なども手掛けつつ、ナイフ生産の会社があるのは関市だけ。

なので国内における唯一のナイフ産地「関市」、と言っても過言ではないのですね。

ざっと会社名をあげてみても、Gサカイ、MOKIナイフ・・・ええと、もっと大手では貝印とかフェザーもそうですよね。
貝印などは子会社というか系列でカーショーなどありますし。

そんな日本の刃物産地の中心地にあるキクナイフ・・・

（続きます）