島田英承 作/Wild Cat 8寸(30周年記念仕様) [South-Western]
商品詳細
◆島田英承 作/Wild Cat8寸 30周年特別モデル
South-Western(サウスウエスタンスタイル)
*白紙鋼鍛造 甲伏せブレイド
*蝦夷鹿スタッグハンドル(染色・オイル含浸)
*フロントアーマー(ブラスガード)
*スネークウッド(ヒルト部・バット部)
*18K ワイヤーインレイ(木部・鹿角境界)
*シルバー・オーバルコンチョ・オンレイ(ハンドル)
*シルバーフェザーリング(ストラップカフ)
*牛サドルレザー(シース)
*鹿革ストラップ(ハンドル・シース)
*シルバーバンド(シース)
*シルバーベビーコンチョ(シース)
*シルバーラージコンチョ(シース)
専用の木箱付き(島田氏自作)
長年、甲伏せ鍛造ブレイドを供給してくれていた秋友親方が引退されたことにより、今後の甲伏せ仕様の継続入手が絶望的となりました。
そこで30周年を機に、残りのブレイドで思いっきり特別な仕様を手掛けたい、という思いがあったそうで、これらのシリーズが製作されました。
※尚、仕上がりが延び延びになり最終的な仕上がりには少し時間を要しましたが・・・
ともあれ、島田氏といえば「使えるアート作品」のキャッチコピーで知られます。
刃物屋目線ではカスタムナイフメイカーの島田氏ですが、一方ではカスタムトイガンやモデルガンを手掛けたり、シルバーやインディアンジュエリーなどのアクセサリー作家としての顔もあります。
そういった彼の多彩な製作魂が、もう手に入らないかもしれない甲伏せブレイドを中心として、一つのアート作品になりました。
もちろん切れること、使えることが前提の刃物ですので、やはり私、刃物屋からすれば、いちばん大事なところが中心として在り、それが最高の技術で纏められていることに、そしてそれを手に入れられたことに喜びを感じております。
*山猫Knife History
カスタムナイフ「山猫」は、1993年に作家自身が自分にとっての使い易さを求め、当時普及し始めた国産ステンレス粉末鋼440CPをブレイドに、設計、製作した、刃渡り15cmと10cmの2種の汎用サイズがベースモデル。
間もなく10cmモデルは廃盤に。
その後、炭素鋼無垢鍛え、ズブ焼きとなる刃渡り18cmサイズを、島田が鍛造の教えを受けた越後鍛冶の手による少数の試作を行うも、鍛冶士が病に倒れ幻の数本となり、後に土佐の秋友親方による刃渡り15cmの「山猫」と23cmの「大山猫」を製作、そして中間サイズとなる刃渡り18cm「山猫Plus」(俗称、中山猫)の3サイズを基本に30年の歴史を刻んでいる。
なにしろ設計の基本が自分勝手の自分用であるが、今後の展開は・・・
180cmオーバーの身長を持つ作者にとって6インチ(15cm)は、取り回し易く「大は小を兼ねる」を体現していた為、それより小さなサイズは別のデザインのナイフが役割を担っていたので、「小さな山猫」の製作は眼中になかった。
大型マシェット(藪漕ぎ鉈)同様の使い勝手を持ち、薪割りから調理までこなせる「大山猫」は9インチ、コンパクトなザックにも収まりながらも「大は小を兼ねながら、ワンサイズ上の使い勝手」を併せ持つ「山猫」は6インチ。そして、それらの中間サイズを担う「山猫Plus」は7~7.5インチで事は済んでいたのだが・・・
そんな中で意外な需要・要望が・・・
ナイフ初心者、男女、年齢を問わず、扱い易くても機能を犠牲にしない事、採用する鋼材選択で妥協をしない事など、代々受け継いで行ける品質をコンセプトに「山猫ナイフ」を30周年を機に、ブラッシュアップしたエントリーモデルとしてリデザインし、製造方法についてもチャレンジをして行く事となる。
試作による機能テストにおいて、鹿、猪を扱う皮剥ぎ職人から・・・
「まるで手刀で捌いているような使い心地、手指の延長のようだ。」とフィードバックが届くオマケが付いた。
という訳で、30年にわたって磨き続けてきた山猫シリーズのコンセプトが、量産モデル「山猫Jr.」として受け継がれていくのです。
https://waza-mono.com/
そしてこのページでは30年を記念して製作された、特別中の特別仕様をご紹介いたします。
South-Western(サウスウエスタンスタイル)
*白紙鋼鍛造 甲伏せブレイド
*蝦夷鹿スタッグハンドル(染色・オイル含浸)
*フロントアーマー(ブラスガード)
*スネークウッド(ヒルト部・バット部)
*18K ワイヤーインレイ(木部・鹿角境界)
*シルバー・オーバルコンチョ・オンレイ(ハンドル)
*シルバーフェザーリング(ストラップカフ)
*牛サドルレザー(シース)
*鹿革ストラップ(ハンドル・シース)
*シルバーバンド(シース)
*シルバーベビーコンチョ(シース)
*シルバーラージコンチョ(シース)
専用の木箱付き(島田氏自作)
長年、甲伏せ鍛造ブレイドを供給してくれていた秋友親方が引退されたことにより、今後の甲伏せ仕様の継続入手が絶望的となりました。
そこで30周年を機に、残りのブレイドで思いっきり特別な仕様を手掛けたい、という思いがあったそうで、これらのシリーズが製作されました。
※尚、仕上がりが延び延びになり最終的な仕上がりには少し時間を要しましたが・・・
ともあれ、島田氏といえば「使えるアート作品」のキャッチコピーで知られます。
刃物屋目線ではカスタムナイフメイカーの島田氏ですが、一方ではカスタムトイガンやモデルガンを手掛けたり、シルバーやインディアンジュエリーなどのアクセサリー作家としての顔もあります。
そういった彼の多彩な製作魂が、もう手に入らないかもしれない甲伏せブレイドを中心として、一つのアート作品になりました。
もちろん切れること、使えることが前提の刃物ですので、やはり私、刃物屋からすれば、いちばん大事なところが中心として在り、それが最高の技術で纏められていることに、そしてそれを手に入れられたことに喜びを感じております。
*山猫Knife History
カスタムナイフ「山猫」は、1993年に作家自身が自分にとっての使い易さを求め、当時普及し始めた国産ステンレス粉末鋼440CPをブレイドに、設計、製作した、刃渡り15cmと10cmの2種の汎用サイズがベースモデル。
間もなく10cmモデルは廃盤に。
その後、炭素鋼無垢鍛え、ズブ焼きとなる刃渡り18cmサイズを、島田が鍛造の教えを受けた越後鍛冶の手による少数の試作を行うも、鍛冶士が病に倒れ幻の数本となり、後に土佐の秋友親方による刃渡り15cmの「山猫」と23cmの「大山猫」を製作、そして中間サイズとなる刃渡り18cm「山猫Plus」(俗称、中山猫)の3サイズを基本に30年の歴史を刻んでいる。
なにしろ設計の基本が自分勝手の自分用であるが、今後の展開は・・・
180cmオーバーの身長を持つ作者にとって6インチ(15cm)は、取り回し易く「大は小を兼ねる」を体現していた為、それより小さなサイズは別のデザインのナイフが役割を担っていたので、「小さな山猫」の製作は眼中になかった。
大型マシェット(藪漕ぎ鉈)同様の使い勝手を持ち、薪割りから調理までこなせる「大山猫」は9インチ、コンパクトなザックにも収まりながらも「大は小を兼ねながら、ワンサイズ上の使い勝手」を併せ持つ「山猫」は6インチ。そして、それらの中間サイズを担う「山猫Plus」は7~7.5インチで事は済んでいたのだが・・・
そんな中で意外な需要・要望が・・・
ナイフ初心者、男女、年齢を問わず、扱い易くても機能を犠牲にしない事、採用する鋼材選択で妥協をしない事など、代々受け継いで行ける品質をコンセプトに「山猫ナイフ」を30周年を機に、ブラッシュアップしたエントリーモデルとしてリデザインし、製造方法についてもチャレンジをして行く事となる。
試作による機能テストにおいて、鹿、猪を扱う皮剥ぎ職人から・・・
「まるで手刀で捌いているような使い心地、手指の延長のようだ。」とフィードバックが届くオマケが付いた。
という訳で、30年にわたって磨き続けてきた山猫シリーズのコンセプトが、量産モデル「山猫Jr.」として受け継がれていくのです。
https://waza-mono.com/
そしてこのページでは30年を記念して製作された、特別中の特別仕様をご紹介いたします。
商品詳細
全長/刃長(単位はmm) | 380/240 |
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ブレイド材 | 甲伏せ造り(白紙鍛造) |
フィニッシュ | 黒染め |