吉川英治　インプルーヴドセミスキナー [KK_IMP]

ラブレスナイフスタイルの第一人者にしてラブレスナイフ研究家でもある、カスタムナイフメイカー吉川英治氏が手掛ける珍しい製作シリーズ！

ラブレスが手がけたナイフに同じスタイルのものがあるということで、今回の題材としてチャレンジしてみたとのこと。ただしサイズも小振りに・・・そして、いよいよストックも少なくなってきた「バーブドワイヤーマイカルタ」を用い、薄手のハンドルにラブレスボルトを敢えて使用してとのこと。
吉川さん曰く、ラブレスボルトは面積の小さいハンドルほど、「イーグルアイ」と呼ばれる二重の輪が映えて、よりラブレスナイフらしい雰囲気になる・・・と。
ただし薄いハンドルはシュナイダーボルトに逃げるのが無難なので、他の人はあまりやらない・・・そうなのです。そこが敢えて、の使用で、吉川さんにとっても腕の見せ所、なのだそうです！
サイズはブレイドを60ミリ以内に抑えつつも、握りやすいバランスで、と仕上げたカワイイサイズです！！

ブレイドはSPG-2（スーパーゴールド2）で、これは吉川さんのナイフにはもはや定番ですよね。

シースもダブルステッチの相変わらず丁寧な作りで、それらも含めて吉川さんのナイフ作りというものがよく現れた作品です。