吉川英治　ドロップハンター・インプルーヴドハンドル [KK_DH]

ラブレスナイフスタイルの第一人者にしてラブレスナイフ研究家でもある、カスタムナイフメイカー吉川英治氏が手掛けるドロップハンター・インプルーヴドハンドルです。

武生特殊鋼材の粉末鋼スーパーゴールド2（SPG2）の性能に惚れ込み、様々なグラインドスタイルで試作を繰り返しました。刃を薄く削り上げるハロゥ（ホロー）グラインドでも充分強度が出るのを確認し、このスタイルに至りました。
ユーティリティーナイフとしての要素が強い、吉川さんのオリジナルモデル「ツキノワグマ」に対して、こちらはハンティングナイフとして、またラブレスナイフのスタイルを踏襲するためにハロゥ（ホロー）グラインドで挑んだ意欲作です。
なんといってもハンドルの作り込みが凄い！
頭の中に出来上がっている立体図を追い求めるかのように削られた凹凸は、見事に有意義な形状で再現され、ブレイドのラインにとても良く合い、素晴らしい仕上げ里です。

縫製を二重ラインで縫い上げたカッチリとしたシースなど、吉川さんがらしさが随所に盛り込まれたナイフです。

ハンドル材　「バーブドワイヤーマイカルタ」で、バーブドワイヤーというのは鉄条網の意味。独特の模様と色合いが面白いです。

画像2枚目
ハイポリッシュブレイドなので光の当て方を変えて撮影してみました

画像4枚目
同時に入荷したセミスキナーブレイドと比べてみました