キクナイフ現状について

【キクナイフ現状について】

まずはざっとこれまでの状況を振り返ります。

この数年、国内外で知名度が爆上がりしたため、近頃は入荷とともに売り切れてしまいます。

しかも困ったことに、2020年から始まったコロナ禍や、ウクライナ侵攻の影響、更に円安などが重なり、原材料費高騰、物資不足と流通の混乱などがあり、鋼材・ハンドル素材等の不足も深刻です。
そうした事が影響し、人気は上がっているのに製作数は低下(=入荷数がさらに少ない)、といった有様です。

ですので、ずっと「在庫なし」表示が続いております。

とは言え、次回の入荷時期がはっきりとしているわけではなく、売り切れてしまうと再入荷まで数ヶ月〜数年単位での時間がかかるか、あるいはそのまま終了ということもありえます。

これは先述の通り、鋼材調達ができない場合等、様々な条件が絡んできます。

待っていればそのうち入るかもしれないし、鋼材が手に入らず終了、あるいはかなりの期間を経て、鋼材入荷のタイミングで復活・・・なんてことも考えられます。

そんな状況ですので、「予約受付」が出来ないのです。

キクナイフ直販では既に予約は受け付けておりませんでした。
現状を考慮すれば、販売代理店である弊社もそれに倣うことに致しました。

あとですね・・・先述の(原材料不足等の)問題点以外にも、いろいろ足を引っ張ってる部分もあるんですよね。

そもそもキクナイフはモデル数が多すぎるのです。
しかしながら、それが歴史と言いますか積み重ねてきたもの、と言っても良いのですが、弊害もありますね・・・

ラインナップの中には、キクナイフのスタイルが確立した初期の頃から存在するモデル、例えば「ハシナウカムイ」のような、蛤刃のキッカケとなったモノもあれば、刃先蛤+フラット/ホローグラインドなどの複合ブレイド(複合を意味するコンパウンドブレイドと呼んでいますが)の、「ハリケーン」や「バックアップシリーズ」があり、これらは定番ですが、古参モデルなので、製作頻度も新作、あるいは準新作に比べれば低いです。

中には使用していた鋼材、それに厚みなどの規格が手に入らず、突然の廃番、あるいは製作未定状態など、何が起こるか判りません。

そういった状況の中で、予約を受付するのは非常に難しい事だと判断しました。
(予約を受けたとて入手を確約できるものではありませんので)

あともう一つ、「いつまででも待ちます!」問題・・・

3年でも5年でも、あるいはいつまででも待ちます、とか問い合わせ時に書いてきてくれる方は多いのですが、まぁまず待てないと思うのです。

その頃には世の中の流行りも変わっていますし。
実際、以前は予約受付してましたが、少し経って案内を送ったとしても返事は梨の礫、というケースも多々有り、まぁ確かにそこまで興味を維持するのは無理だよな〜などと妙に納得してしまうのです。

というわけで、入手のための近道へ・・・
https://yamashita.ocnk.net/page/19
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