「本刃付け」について

【弊社おすすめ家庭用庖丁について】

まずはこちらの画像3枚をご覧ください。
入荷時のそのままの状態です。 仕上げに刃付けがされていますが、これが近年、かなり良い刃をつけてくださるようになり、いわゆる「箱出し状態で良く切れる」刃付けとなっています。

 

□入荷時の状態

□刃先に光を当てて撮影

□刃先拡大

 

 




刃先拡大画像と更に拡大した画像をご覧ください。
刃先に光を当てているので、エッヂ部分に一筋、光っている線が見えると思います。

これが製作した工場出荷の刃付けの特徴です。

最後の最後に刃先を少し角度をつけて研ぐんです。
これによりピンピンの刃ではなく、やや鈍角に刃を立てることになります。
業界用語(?)で「小刃引き(こばびき)」と呼んだりします。
つまりここにほんの小さな段が出来るとお考えください。

ピンピンに研ぎ上げて最後に少し鈍角にする、ってわけですね。

鈍角にするので刃は少し丈夫になります。

しかしその分、やや食い込み(鋭さ)は落ちることになります。

一般的にはこの刃付けで販売されてますから、これが通常刃付けといって問題なし、なわけです。

使い手があまり慣れていない方の場合、このほうが安心です。

生産者からしても、購入者がどの程度の使い手かまではわかりませんから、お互いにとって安心、ということなのかも知れません。

 

 

 

【本刃付け】



一方こちら「本刃付け」を施したものです。

入荷してきたものをもう一度研ぎ直し(刃付け)ています。

先程ご説明した「段」を取り除くと言うことですね。

これにより更に鋭く(鋭角に)なります。

トマトなどが薄くすっと切れる刃付けです。

その代わりかぼちゃなどの硬いものは、かなり上手に切らないと刃が傷みます。
場合によっては欠けることもあるかも知れません。

そういう意味では使い手を選ぶのかも知れません。

しかし弊社では長年、全て本刃付けで提供してきました。

しかし近年、工場刃付けの精度が上がったので、このままでも差し支えない、と思ったりしておりました。

しかし長年愛用していただいている方からは、やはり本刃付けしてくれる方が切れ味が良い、と言われました。

ですので、ご購入時に選んでいただけるように設定してみました!


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